腰で握る~すきやばし次郎『小野次郎さん』の言葉~

ズバリ、鮨は腰で握ります。
上の写真はあまり腰で握れてませんがw

やはり『腰』は読んで字の如く、
要(かなめ)でございますね。

腰を中心に、
腰に引き付けるように握ると
からだ全体が安定し、
エネルギーが鮨に集中します。

エネルギーが外に発散せず、
目に見えない、なんというのでしょうか、
『氣』が鮨に入ります。

日本一の鮨職人と言われる、
銀座すきやばし次郎の『小野次郎さん』
が何かのインタビューで
『鮨は腰で握る』
と仰っておりまして、
そこから私も独自で研究するようになりました。

次郎さんの握る姿を
映像で何度も巻き戻して見て
研究した日々もございました。

今、改めて思いますと、
確かに腰で握ると
身体全体とお鮨が『一つになる感覚』と申しますか、なんだか、調和、ハーモニー、一体感を感じるのです。

腰は要(かなめ)。
からだの中心ですね。
武道でも、スポーツでも、
きっとあらゆるジャンルで
腰は要(かなめ)なんだと思います。

そんなことを考え、感じながら
日々握っておりますよ。

お鮨は料理なので、 
とかく『どこどこ産の○○』
とか
今の季節は『○○』が旨い
とかが話題になりますが、

ぶっちゃけ、
(料理人失格ですがw)
自分にとってそんなことはどーでもよくw

私としては 

鮨を握ること


その事自体が
奥深くて、
すごく集中できて
無になれて
自分との一体感を感じられて
とてもとても好きなのです✨